「この時期注意!ヒートショックの原因・症状と対策」

「この時期注意!ヒートショックの原因・症状と対策」

こんにちは、呉・東広島の工務店「豪建ホーム」の工務 山本です。

今日はみなさんに「この時期注意!ヒートショックの原因・症状と対策」vol.11をご紹介させていただきます。

みなさん、この寒い時期に浴室やトイレで起きる「ヒートショック」を聞いたことはありますか??

ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋に移動することで、急な温度の変化が体に負担をかけて死亡事故につながる健康障害です。

特に入浴中の急死は交通事故死亡者数の4倍以上にものぼることもあるそうです。

でも安心してください、ヒートショックが起こる原因と対策について知っていれば、事前に防ぐことができます。

また最近ではインターネットサービスで「ヒートショック予報」というのがありますので、このブログを読んでもらい事故防止に備えてください。

ヒートショック対策としては、「温度差の少ない、温度のバリアフリー化」を目指すことが一番重要です。

リフォームをするにはどうしたらいいの?と思われるとおもいます。

大規模工事をイメージされると思われますが、最近では簡単にできるリフォームもありますのでご紹介します。

 

◉窓(開口部)をペアガラスに

ペアガラスにすることで、一般のガラスの約2倍の断熱効果があり、外の冷気を伝えにくく、中の暖気を外に逃がしにくくしてくれます。

最近では窓1カ所あたり1~2時間程度で施工が完了するのもありますので、住まいながら工事が可能です。

また既存の窓との間に生まれる空気層が熱や音を遮る壁の役割となり、断熱効果や防音効果を生みだします。

参考:リクシル内窓「インプラス」

 

 

◉浴室のヒートショック対策

特にこの時期に急に入る浴室は「ヒートショック」の危険大の可能性があります。

浴室の天井埋め込み式温風暖房機の設置や足裏に温かい触感の床材へのリフォームをおすすめします。

最近の浴室の床材は入った瞬間から床が柔らかく、暖かくまた掃除がしやすく誰にでも優しい床材あります。

参考:TOTO「ほっカラリ床」

 

すぐリフォームができないけど

今日からできる対策として、こちらをためしてみてください。

◉脱衣所を暖房で暖める

脱衣場にファンヒーター等の暖房器具を設置しておくと、裸になったとき急激な寒さを感じることもなく、血圧が異変をきたすリスクが下がります。

◉湯船のフタを開けておく

いきなり浴室に入るのではなく、入浴の5分程前から浴槽のフタを開けておくようにしましょう。

そうするだけで湯気が上がるので浴室全体が暖かくなり、ヒートショックが起こりにくくなります。

また、浴槽のお湯も若干下がるので、体がびっくりしません。

◉夕食前に入浴する

夕食前に入浴することで、比較的まだ体の生理機能が疲れていない状態でお風呂に入れます。

加えて、食事をすることで血圧が下がりやすくなるため、食事をとる前に入浴するのがヒートショック対策には効果的です。

◉高齢者には一番風呂をすすめない

一番風呂は浴室内が冷え切っています。

2番風呂以降ならば浴室内は蒸気で温まっていますし、お湯も良い湯加減になっているでしょう。

また最近ではインターネットサービスで当日のヒートショック予報がわかります。

5つの段階にわかれており、特に要注意の場合は上記のすぐできる対応策を検討してみてください。

この予報を見てから事前に対策を考えるのも一つだと思います。

ヒートショック予報はこちらから

 

とにかく温度差を少なくするのがコツです。

お風呂・トイレのリフォームについてわからないことやご相談がありました、ぜひ豪建ホームへお問い合わせください。

お問い合わせ:(0120)112−152

        080−8244−8470(山本)

 

いざ、温度のバリアフリーをめざして安心・安全な暮らしをしてみましょう!