こんにちは!呉・東広島の工務店、豪建ホームの広報:坂本です
またまた畳のお話しですが、この美しい ” 畳縁 ” をご覧いただきたくて…
豪建ホームでも” The!和室 ” の見本と言える和畳を敷き詰めた部屋を手掛けてきました
畳縁の色は、畳のイ草カラー(緑)に合わせ 緑系統にするのが一般的です。よく目にするのは 緑系・黒系・茶系ですね
しかし、選択肢は文字通り 色とりどり!
昔は綿糸や麻糸を蝋(ロウ)引きしブラシで磨き上げられた黒色または茶色の糸が使用されていましたが、 現在では化学繊維で織られたものが主流で その分 色や柄も豊富になった訳です。なんと!ペットボトルの再利用の糸を使用している畳縁もあるそうです
平安時代、畳縁の柄や色は身分によって決められていました(お雛様が座っている畳縁が最高峰)
その他、高い身分の家は、畳縁に家紋を入れていました
「畳のへりを踏んではいけません!」
と言われた事はないですか?
これには諸説ありますが、
●畳縁の家紋を踏むとは、ご先祖様や家人の顔を踏むようなもの
●床下に忍び込み 畳の隙間から様子を覗っているくせ者に狙われないよう
●畳縁が擦り減らないよう
全て一理ありますね!古くから続くエチケット。後の世代にも語り継ぎたいものです
畳縁の色・柄を制限されない現代、畳縁で和室のイメージをモダンに、クラシカルに変えてみるのも素敵ですよね
・・・畳縁・・・貫禄・・・ちょっと似ていませんか?
畳縁って、和室に貫禄を与えているのかな…と思ったのでした
ブログVol.49
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