すし宗―呉の老舗寿司店のリニューアル―外観編―

こんにちは!呉・東広島の工務店、豪建ホームの広報:坂本です

すし宗さんの新店舗施工工事のご紹介です

Vol.74は外観のご紹介です

外食の店選びは勿論 味を重視しますが、とっておきの外食の場合 外観や店の雰囲気も大切です

今回、すし宗さんの店構えをイメージするにあたり、店主様・お客様の二通りの目線から考慮しました

美しさ・機能性を兼ね備えた材料を使用した外観のこだわりをご覧ください

先ず目を引くのが、そとん壁の白いゲート

「そとん壁」とは、シラス台地のシラスでできている素材で マグマが岩石となる前に粉末になった物質です

見た目の美しさのみならず、機能性も優れ 厳しい環境でも劣化しない高耐久性を持ち、かつ、退色や劣化がありません

奥行をもたせた重厚なゲートはトンネルの様で、ここから隠れ家的洞窟の始まりです

そして、その白いゲートを引き立たせているのが 張り巡らされた焼杉です

「焼杉」とは、杉板の表面を高温で焼き、炭化させた外装材です

通常、木材は塗装しなければ劣化が早くなります

しかし、木材を炭化させると表面が保護されるため、塗装しなくても腐りにくく、虫害の被害を防いだりする機能が働くほか、メンテナンスは長期間不要になります

焼杉の壁の裾の硝子窓から店内の灯りがもれ、まるで

「ようこそ!どうぞお入りください」

と声をかけているようです