夏はすずしく畳にねそべり、冬はあたたかく団らんを楽しむ。
本来の家づくりのあるべき姿とは、そんな人にも環境にも優しい家づくりなのです。
どうか、もっとよくばってください。
家づくりには、それを叶える力があります。
1
ZEH
ZEH（ゼッチ）とは、Net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略称で、住まいの断熱性・省エネ性能を上げて、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した住宅のことです。太陽光発電などでエネルギーを作ることで、年間の一次消費エネルギー量の収支をプラスマイナス「ゼロ」にすることを目指しています。
経済産業省では、「2020年までに新築戸建住宅の過半数がZEHとなること」を目標としています。
メリット
- 地球環境に優しい。
- ランニングコストを抑えられる。
- エネルギーに頼り過ぎないので、健康的に暮らせる。
- 資産としての価値が高い、補助金が受けられるなど、金銭面でもメリットがある。
2
木造軸組工法
木造建築物の工法の一つで、木の軸を組み立てて建物を支える日本の伝統的な建築工法で、土台の上に柱を立て、その上に梁を掛け渡し、斜めに筋違いを入れて補強し、壁を組んで作るものです。
予め工場で材木をカットしたり、材の接合部に金物を用いたりするなど、作業の合理化や耐久性の強化、耐震性能の向上などが図られています。
メリット
- 将来的にリフォームなどが、比較的容易にできる。
- 将来においての増築が可能な構造。
- 木の良さを表現するための、真壁造り（柱・梁現し）ができる。
- 真壁造りにすることにより、木が持っている調湿効果が期待できる。
3
スーパーウォール工法
木造軸組工法にSW（スーパーウォール）パネルを組み合わせることで、外力を建物全体に分散することにより、地震に強い住まいを実現することができます。
また「計画換気システム」によって、家の中の隅々にゆるやかな空気の流れを作り、カビやダニの発生を抑えます。健康的な住まいを手にすることができます。
メリット
- 夏は涼しく、冬は暖かい。
- 結露が予防できる。
- 防音・遮音性能に優れてる。
- 自由なデザインに対応することができる。
4
パッシブハウス
ドイツのパッシブハウス研究所がつくった建設メソッドのことで、省エネルギー住宅としてここ数年注目が高まってきています。
気象データをもとに土地に最適な建物を導き出すので、エネルギーにたよりすぎず、夏はすずしく冬はあたたかい住宅を実現できます。
メリット
- 冷暖房がほとんど必要なく、ランニングコストが安い。
- 高性能な換気システムで24時間空気がキレイ。
- 住宅内の温度差によっておこるヒートショックを軽減できる。
- 遮音性が高く、騒音が気にならない。
5
BELS
BELSは、“Building-Housing Energy-efficiency Labeling System”の略で、正式には「建築物省エネルギー性能表示制度」と呼ばれています。
国からの支援を受けるために必要なのが、省エネ性能の評価です。
これまでにも住宅性能表示制度という住宅の性能を第三者機関が評価した認定制度はありましたが、これは省エネ性に特化した制度です。
メリット
- 夏は涼しく、冬はとても暖かい住宅で、光熱費が抑えられる。
- 住宅内の温度差によっておこるヒートショックを軽減できる。
- 暖かい住宅では、気管支喘息・アトピー性皮膚炎などが改善されたというデータがあり、健康面でもメリットが期待できる。
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