「工具」ってこんなにも種類があるの?!(@_@)
今更ながら、人に聞けない「これなあに?」を素人目線で追及してみました。
こんにちは!呉・東広島の工務店、豪建ホームの広報:宮本です。
普通に用語として使われている「工具」をウィキペディアで調べたら、
”工具(こうぐ)とは、工作に用いる道具である。
機械加工に用いるもの、電気工事に用いるもの、大工仕事に用いるものなど
様々な用途の工具がある。工作機械の刃も工具と呼ばれる”
とあります。
道具なのはわかってはいるけれどそれぞれをもっと深く知りたくなりました。
近所で行われている新築工事現場からは、今朝も色んな音が聞こえます。
何かを切る電動ノコギリ音
柱を叩く木槌音
壁に貼り付けるステープラー音(ホッチキスのような音)
物を移動させているようなワイヤー引き上げ音
その近辺では手動での測量音(メジャー音)やトレンチ音
挙げたらきりがないほど色々な工具が使われているようです。
しか~し、大工でもなく、建築現場に毎日いるような仕事でもない私には
どんな工具がどのように使われているのかもまるでわかりません。
ムクムクと探究心が湧いてきた私は、素人でもわかる範囲で調べてみようじゃないの!と
リサーチを開始しました。
”工具は、人類が人類たるシンボルといえる。
なぜなら、工具は人類を他の全ての動物から分離したからである。
一部の動物は食物を集めるために道具を使う。
しかし動物の場合、一旦使用すればそれを捨ててしまう。
一方、人間は工具を使用することで終わらず、その工具をより使い易くするか、
もしくはより良く仕事をすることが出来るよう改善しようとする。
言い換えると、工具には人の思考が加えられている。”(ウィキペディアより)
まさに人類が進化したきっかけが工具だったんだ~
と納得してから、更に詳しく…
工具の種類を大きく分類すると👇
●手動工具: 一般でいうハンドツール(ドライバー、レンチ、ペンチ、ハンマー、やすり、クランプ…)
●動力工具: ハンドツールと同様な働きを電気や圧縮空気を動力として動かす(インパクトドライバー、グラインダー、サンダー、チェーンソー、釘打機…)
●専用工具: ある特定の部位、箇所、目的にのみ使用され一般には使われることが少ない
●計測具: 大きさ、長さ、ねじりの強さなどの計測に使われる(メジャー、ダイアルゲージ、定規、ノギス、水準器…)
●大工工具: 主に大工仕事に用いるもの(ノコギリ、カンナ、やすり、ノミ、キリ、指しがね…)
●切削工具: ドリルなど削って穴を開ける工具(フライス、エンドミル、ドリル、リーマー…)
●研削工具: 砥石
●研磨工具: 研磨ベルトや研磨砥石
●その他の工具:はんだごて、バース、スコヤ…
これだけでも唸ってしまいそうですが、多くの中からほんの一部です(>_<)
なんとな~く工具の形や用途を見ればどの種類に分類されるかはザッとわかりますね。
弊社の建築現場でも大いに使われるこれらの工具も年々進化中。
中でも充電式工具の進化には目覚ましいものがあります。
時代はさかのぼる事40年ほど前、
「ドラえもん」「機動戦士ガンダム」「ウォークマン」が世に現れた頃のこと
パナソニック(当時はNational & 松下電工)が充電式ドライバーを開発。
住宅建築現場でコンセントやスイッチを取り付ける作業者からの声がきっかけとか…
手回しドライバーでは手間がかかるのと、手の負担がかかり大変と
「充電式の電動ドライバーがあったらなぁ」の声から
コードレス充電式ドライバーが生まれたそう。
(*写真と初代モデルとは関係ありません)
「EZ500」初代モデルはのちに改良されてNASA(アメリカ航空宇宙局)の目に止まり
スペースシャトルの船外活動に使われることになったそうです。(1982年~10年以上)
充電式電動ドライバーひとつ取ってもこの40年間で様々な改良がおこなわれています。
T字型フォーム自体もより握り易くなり
ドライバーの先端を回してパーツを交換する「キーレスチャック」(1986年開発)も
今では当たり前になっていますが、画期的なことだったと思われます。
電池も、ニカド電池 ⇒ ニッケル水素電池 ⇒ スマホでおなじみのリチウムイオン電池へと進化
長寿命かつ大容量になり、取り扱いも楽になりました。
当時心配されていた発火事故などの安全制御も見直されて
より良い品質へと改善が続けられています。
ネジ締め、穴開け、切断するといった工具の他
現場で用いられる照明や掃除機なども今では充電式が多くなっています。
より安全に便利にそして働く職人さん達の使い易さ第一に
これからも工具の進化は続くことでしょう。
今回は電動ドライバーについて少しですが知ることができ
益々職人さん達への敬意が深まりました💗
いつもお疲れ様です。
これからもより良い工具を使って頑張ってくださ~い(^^)/
ブログNo.114
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